三重の法務労務コンサルタント

仕事(人事労務、海外人事、税務、法務など)で学んだことや、趣味(歴史や旅行など)で感じたことなどを記載します

人事・労務

労働時間制度について

日本で最初に労働時間に関する規定ができたのは、大正時代の1916年に施行された工場法です。 工場法は、従業員15人以上の工場に適用され、規制の対象者は15歳未満の年少者と女性のみで、1日の労働時間(工場法では休憩時間を含む拘束時間のことです…

パワーハラスメントについて

中央労働災害防止協会の調査によると、4割以上の企業がパワーハラスメント(パワハラ)やこれに類似した問題が発生していると答えているそうです。 パワハラは被害者に対し、士気の低下や能力の低下、心の健康を害する等の問題をもたらします。ひどいケース…

職場のセクハラをなくすために

1.職場のセクシュアルハラスメントが起こる背景、要因 職場のセクシュアルハラスメントが起こる背景や要因については、性別役割分担意識や男女間にある異性に対する認識のギャップ、主に男性が「当たり前だ」と思い込んできた意識が女性にとっては「当たり…

ストレスについて

外部からの刺激(ストレッサーといいます)を受けて、生体に起こる反応を「ストレス」といいます。ストレスという言葉にはとかく悪いイメージを想像しがちですが、適度なストレスは適度な緊張をあたえ、仕事を効率的に進めるのに役立つともいわれています。…

メンタルヘルスについて

職場におけるメンタルヘルス対策の基本 旧労働省は2000年8月に「事業場における労働者の心の健康づくりのための指針」を出しています。この指針で述べられているメンタルヘルスケアの基本的な考え方は、①セルフケア、②ラインによるケア、③事業場内産業…

遺族年金について

遺族年金とは、国民年金や厚生年金、共済組合などに加入していた人が死亡したときに、その人によって生計を維持されていた所定の遺族に支給される年金のことです。 遺族年金には、国民年金から支給される制度共通の遺族基礎年金のほかに、厚生年金保険の遺族…

成果主義人事制度とモチベーション理論

一.成果主義人事制度 20年ほど前から、「年功制から成果主義へ」というスローガンのもとに成果主義人事制度を導入する会社が増えています。 「厳しい経営環境のもとで、もはや年功的な人事制度は維持できない。年功的な処遇では能力や意欲のある社員はや…

長寿企業に学ぶ、経営で大切なこと

今、「長寿企業」が注目されている。なぜ、今、長寿企業なのだろうか。 考えられる理由の一つは、厳しい経済環境の中、企業の継続が年々難しくなっていることである。企業の倒産件数は、1990年を底に増加しており現在も高水準にある。こうした中、どうす…

パワハラについて

○ パワハラとは パワーハラスメント(パワハラ)とは、一般的には、上司が部下に対し、職権などのパワーを背景にして、本来業務の適切な範囲を超えて、継続的に、人格や尊厳を侵害する言動を行い、精神的苦痛を与え、働く環境を悪化させ、あるいは雇用不安を…

パワハラと労災認定

○ パワハラでのうつ病も労災認定へ! 精神疾患や自殺に関する労災認定の判断基準が見直され、職場でのいじめや嫌がらせ(ハラスメント)によるストレスも、労災認定判断の査定項目に加えられることになりました。 今後、パワハラによるストレスでうつ病など…

労災保険法における通勤災害について

労災保険法では、通勤災害の定義を以下のように規定しています。 通勤災害とは、労働者が通勤により被った負傷、疾病、障害又は死亡をいいます。 この場合の通勤とは、1)就業に関し、2)住居と3)就業の場所との間を、4)合理的な経路及び方法により往復す…

労働条件の明示について

以前、労働条件の明示に関連する質問を受けたことがありました。 1件は、日本で採用され海外勤務をされている方から、入社したときに給与等の労働条件を口頭でしか聞かされていなかったが、翌年の4月から突然に説明もなく日本での月額数万円の手当を廃止さ…

採用内定の取消について

以前、友人から聞いた話ですが、大学4年生の息子さんがいて、今年の就職活動は氷河期で苦労したが何とか内定先も決まり、丁寧に書面で会社から親に対して挨拶状までいただいた。 ところが、つい最近、体調が悪いので医者で診断を受けたところ、命に別状はな…

成果主義人事制度について

最近のマスコミの報道などを見ていて、多くの人が日本の成果主義人事制度を誤解しているのではないかということを感じています。 今の日本の人事制度は年功主義から成果主義に転換しているというような前提で、成果主義と年功主義のどちらを採用するべきかと…

会社が行う健康診断

会社は労働安全衛生法などに基づいて、次の要領で従業員の健康診断をすることになっています。 1. 健康診断は1年に1回必ず実施します。 (労働安全衛生法66条1項、労働安全衛生規則44条) 会社は、従業員に対し、1年に1回、定期に健康診断を実施しなけ…

部下を叱る基本は「かりてきたねこ」

ライフバランスマネジメント研究所代表の渡辺卓氏が、雑誌に、「パワハラ」にならない叱り方として、「かりてきたねこ」の原則を紹介していました。 部下を叱るときは、「かりてきたねこ」の心得で、叱るべきだそうです。 「か」感情的にならない 「り」理由…

定年退職時の手続

定年退職時(継続勤務しない場合)には次のような手続が必要になります。 健康保険 定年退職後、再就職をしない場合や、再就職をしても労働時間が一般従業員の4分の3未満となり健康保険の加入要件を満たさない場合には、次のような取扱になります。 いずれ…

扶養親族について

所得税の「扶養親族等」と健康保険の「被扶養者」について 所得税の「扶養親族・控除対象配偶者」と健康保険の「被扶養者」を混同している人がいますが、所得税と健康保険では対象となる親族の範囲や収入に関する基準が異なっています。 所得税で扶養控除や…

働く意欲について

給料がアップすれば、やる気は起こるのか? 労働意欲は、何をもってアップするのでしょうか? 給料がアップすることでしょうか?それとも、福利厚生の充実でしょうか? ここで、従業員の労働意欲について調査した、ある有名な実験を紹介しましょう。1920年代…

就業規則作成のポイント

1.就業規則とは 就業規則とは、従業員の労働条件と勤務に当たって守るべき事項を統一的に定めるため、使用者が作成する規則をいいます。 規則のない企業は、法律のない国家と同じで、企業における職場秩序を保つことも困難であり、その結果労働能率は低下…

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