三重の法務労務コンサルタント

仕事(人事労務、海外人事、税務、法務など)で学んだことや、趣味(歴史や旅行など)で感じたことなどを記載します

別府温泉

 今から55年ほど前(昭和45年頃)に、私が大学四年生の頃でしたが、同じ下宿の同級生や下級生たちとほぼ毎日近くの広場でキャッチボールなどをして遊んでいました。

 運動でほぼ毎日、大分汗をかくのですが、その後によく体をふいていなかったのが原因だと思うのですが、股の間の皮膚が少し炎症を起こして赤くなり痒くなって、その後薬を塗っていましたが、全然治りませんでした。

 50年ほど前(昭和51年)に、会社の人事部で仕事をしていた時に、求人(従業員を募集)の仕事で5日間ほど大分県に出張で行ったことがあり、その時に別府の駅前にあるビジネスホテルに泊まり、夜にホテルの最上階にあって密林のように大きな植物をたくさん置いていたジャングル温泉といわれていた大浴場に入ってきました。

 当時、まだ皮膚の炎症が治らなくて、何年間も薬を塗っていたのですが、出張から帰ると途端に皮膚の炎症が治っていたので、それは多分温泉の効果だろうと思って、今でもその時のことが強く印象に残っています。

 10年ほど前に、夫婦で北九州方面へ旅行に行き、大分県別府温泉にも一泊してきましたが、もう40年も前のことなので、出張時に泊まったそのホテルもなくなっているだろうと思っていたのですが、別府の駅前を歩いてみたら、そのホテルがまだ残っていたので、少し驚きました。

 その時は別の旅館に泊まっていたのですが、昔のことを思い出して旅館の大浴場に入ってきました。

 当時も数年前から足首とすねの辺りの皮膚が少し炎症を起こしてカサカサになり、赤い斑点ができたりして痒いので、皮膚科の病院で薬をもらって塗っていたのですが全然治らなかったので、今回もひょっとすると別府温泉に浸かると治るかもわからないと思ったのでゆっくりと温泉に浸かってきました。

 温泉の湯の温度は40度ぐらいとぬるかったのですが、湯に浸かっているときとその後しばらくは足首やすねの炎症を起こしているところだけが熱いお湯に浸かっているような感覚でひりひりしていました。

 嘘だと思われるかもわかりませんが、旅行から帰って数日経つとカサカサや斑点はほとんど消えてきて、痒みもほとんど感じなくなっていました。

 病院に長く通っても治らなかった皮膚の炎症が、前回は五日間温泉に浸かって治っていたのですが、今回はたった一日別府の温泉に浸かると本当にまた治ったので、自分でも驚きました。

 別府で8か所の地獄(温泉噴出口のことです)めぐりをしていた時に、少し疲れたので7番目の血の池地獄というところの足湯で足首を湯につけて休んでいたら、客を案内していたタクシーの運転手がそばに来て、客の持っていた汚れた10円玉を足湯につけて別府温泉の「血の池地獄」の湯の特質と効能を説明していたのですが、数分経つとその10円玉は新しい硬貨のようにピカピカになっていました。

 私は、有馬温泉道後温泉など、全国の多くの温泉に泊まったことはあるのですが、別府温泉以外の温泉に浸かって皮膚の炎症が治ったことはありませんでした。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

 

プライバシーポリシー お問い合わせ