三重の法務労務コンサルタント

仕事(人事労務、海外人事、税務、法務など)で学んだことや、趣味(歴史や旅行など)で感じたことなどを記載します

都会での生活と田舎での生活

 私は30年ほど前から大阪市北区にある単身赴任の住まいと、三重県津市にある家族の住んでいる住まいを行き来しており、ほぼ半分ずつ両方に住んでいるのですが、そこでの特に生活の違いを感じたことです。

 大阪市内では夜もずっと高層マンションや街路灯などの明かりがついていて、深夜でも空が真っ暗になるということはなく、星がきれいに見えることはほとんどないのですが、三重県津市では夜は空が真っ暗になり、いつもびっくりするほど月や星がきれいに見えます。

 これはずっと以前から気づいていたのですが、他の人に話してもあまり気にされなかったので自分だけの錯覚かとも思っていたのですが、3年ほど前に大阪の天満近辺に住んでいる友人にゴルフ場へ車で送ってもらった時に、彼から三重の工場へ出張に行って津市内のホテルに泊まった時に夜の星空を見てあまりの美しさに感動したという話を聞いたので、改めてやはりそうだったのかと思いました。

 昔、高村幸太郎の智恵子抄で、「智恵子が東京には本当の空が無いという」と書かれていたのを見て、その時は智恵子が精神的な病に罹っていたのでそう感じたのかと思いましたが、今では大阪の夜の空を見ると、私も大阪には本当の空がないように思います。

 三重の津市内では住まいから少し離れたところに田んぼが一杯あり毎年田植えや稲作を見るのですが、大阪市内では稲作の田んぼを見たことがないように思います。

 住宅は、津市内では庭付きの一戸建てが主流で、庭で花や野菜を育てている家庭が多いのですが、大阪市内ではマンションが主流で、ベランダで鉢植えの花や植物を育てている家庭が多いようです。

 日常生活について、大阪市内では車は不要ですが、津市内では車は生活必需品ですね。

 大阪では住まいから約1㎞圏内(徒歩15分圏内)にスーパーは5件以上あり、24時間営業のコンビニも近くに5件以上はあり、日本一長いといわれる天満の商店街もすぐ近くにあり、梅田や京橋へも歩いたら30分程はかかりますが、近くのJRか地下鉄の駅から電車に乗れば一駅か二駅なので10分程で行けます。

 一方、三重の津市ではスーパーも近鉄電車の駅も家から2㎞程離れており、徒歩で30分程かかるので、歩いて行くのは大変で、どうしても車が必要になります。

 大阪も三重も車道に車が一杯いるのは同じなのですが、大阪では歩道に人や自転車が一杯いて、気を付けて歩かないと自転車や人にぶつかってしまうような過密な状態なのですが、三重では学生の通学時間帯以外には歩道には人も自転車もほとんどいなくて、歩道を歩いていると車で車道を通っている人から、誰が歩いているのかと珍しがられてじろじろ見られているような気がします。

 また、三重では旧商店街は近郊の大型のスーパーに客を奪われて人通りもほとんどなく、シャッター街になってしまっていますが、大阪では天満の商店街などのように旧商店街は今でも人通りが多くて、いつも賑やかです。

 大阪市内ではほとんど徒歩か電車で動くので歩数計も毎日5千歩から1万歩ぐらいになるのですが、三重では車で動くのでスーパーの駐車場から店舗までなどと、ごく近距離しか歩かないので、歩数計も毎日5百歩から千歩ぐらいにしかなっておらず、運動不足になってしまうように思います。

 年に2回ほどは故郷の香川県へ帰るのですが、香川もほぼ三重と同じような状況ですね。

 

 

f:id:nakanishiy21:20220226093557j:plain

     三重の住まいの裏庭

 

f:id:nakanishiy21:20220226093729j:plain

     大阪の住まいのベランダ

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村

プライバシーポリシー お問い合わせ